こんばんは、はっちです^^♪
以前から頭を悩ませていた電圧抑制ですが、、夏場の間は比較的収まっていました。
それでもまだ10~20回程度は電圧抑制がかかっていました。(-"-;A許容範囲?
そして、やはり涼しくなってきた秋。
またまた電圧抑制がにょっきりと、そして頻繁に顔を出すようになってきました。(°д°;)そろそろ許容範囲外か
土日が頻発するんですよね・・・o(_ _*)o
まずは、電圧抑制についての経緯をちょっとまとめておきます。
☆HEMSで発見!電圧抑制かかっていませんか?
http://ameblo.jp/snowhiko/entry-11872436985.html
電圧抑制見つけましたが、電圧抑制って一体何?
☆(太陽光発電)電圧抑制がかかりやすい地域
http://ameblo.jp/snowhiko/entry-11883568589.html
建築地の周りがこんな風になってると、電圧抑制がかかる危険があります。
☆どんな対策ができるの?提示された電圧抑制対策案
http://ameblo.jp/snowhiko/entry-11884745413.html
電圧抑制がかかってしまった。
我が家でできることは?
☆ついに実行!電圧抑制対策(トランス増設)
http://ameblo.jp/snowhiko/entry-11872417837.html
最有力案が採用できない!次なる手は、トランスの増設。。。
☆電圧抑制とは?
http://ameblo.jp/snowhiko/entry-11887911005.html
そもそも、電圧抑制ってどうしておこるの?
余剰売電では起こりにくくて、全量売電では起こりやすい理由。
☆設計時点からできる電圧抑制対策!
http://ameblo.jp/snowhiko/entry-11887911602.html
設計の段階で考慮しておくことで、いくらかの改善が見込める内容をまとめました。
☆トランス増設。そして次の電圧抑制対策へ
http://ameblo.jp/snowhiko/entry-11885228889.html
トランス増設後の結果は・・・
ついに乗り出す、最終手段。
☆どれだけのもったいない電気が発生したのか(電圧抑制)
http://ameblo.jp/snowhiko/entry-11901890825.html
電圧抑制によって、売電できずに捨てられてしまった電気について試算してみました。
結構な金額が出ました。
☆10kW以上の余剰売電は家庭用?事業用?九電の対応の衝撃
http://ameblo.jp/snowhiko/entry-11930671300.html
まだ全てではないですが、接続保留が解除されて良かったです。
ついに電力会社ができる対応の最終章です。(多分)
配電線路の電圧調整について簡単に説明しておきます^^
電気は、発電所で作られて、変電所、家庭。と言った順に送られてきますが、
最初からコンセントにかかっている100Vで送られてくるわけではありません。
発電所で作られた電気は、50万ボルトとかいう超高圧で送られ、変電所で6600Vまで降圧されます。
ピカチュウって10万ボルトでしたっけ?( ̄ー ̄;
その後、電柱のトランス(電柱の付いているバケツのようなもの)で200/100Vまで降圧され、コンセントに供給されます。
発電所から家庭までの電気の流れ(^-^)/
最初から100Vで送ってくれればいいのに。
と思うかもしれませんが、電圧が低いと、電気のロスが多くなるんですよね。
ですので、山にある水力発電所や、海付近にある火力発電所、原子力発電所では、かなりの高圧にして、なるべく少ないロスで家庭まで届けてくれています。
時々見かけるこんな鉄塔の上の方の電線には、超高圧が流れています。
逆に、市街地ではあまりこういう鉄塔は見かけませんが、そういう場合は、大抵地下深くを送電されています。
名古屋ですと、名古屋城付近の地下に、大きな施設がありますが、外から見ただけじゃ、ほとんど何もわからないようになっています。
( ̄▽+ ̄*)秘密基地みたいにエレベータの頭だけ出てます
地下深くには、とても大きなトンネルと、その中を通る配線が走っています。
それらを通して、毛細血管のように日本全国に電気が送られています。
発電所から送られてくる電気は、各地に送られますが、末端である家庭や工場がどうなっているかによって、かなり状態が変わってきます。
末端に大きな工場があれば、たくさんの電気をON、OFFしますので、電圧が変動しやすいですし、逆に何もなければ、電気は使われず、電圧は他の地域より高くなってしまいます。
それぞれの地域ごとの状況を踏まえて、電気事業法で定められている101V±6Vの範囲に収まるように調整が必要になるわけで、
そのため、変電所や、電柱に取り付けられているSVRという物を用いて電圧を調整し、適切な電圧で送電するような仕組みになっています。
今回は、そのSVRを調整していただくことになりました。
各所の電圧を測定し、どの当たりまでなら安全に電圧を下げられるかどうか、もしくは上げなければいけないかを、再調査するようです。
そして、各所を計測、調整してもらった結果、
約0.5V下げることが出来たそうです。
100V中0.5V?たった?( ̄□ ̄;)
と思うかもしれませんが、電気は水と同じような考え方ができ、圧力が低ければ、それだけ電気を売りやすくなります。
ほんの少しでも、改善に向けて進みました。
この結果。
今まで11.8kWぐらいで抑制がかかっていたのが、
12~13kWまで抑制がかからずに売電できるようになりました^^
それ以上になると、また11kW前後に抑制がかかってしまうのですが、ベースが上がったことは素直に嬉しいです^^
前回のトランス増設と併せ技ですね。
ようやく効果が出てきたことで、あとすこし!という感じもしています。
我が家の太陽光発電は18.2kWですが、その8割である14kW~15kW程度まで行ってくれると、満足なんですが、中々あと一歩で止まってしまっています。
もうこれでできることはないの?
後、残すところ、電線の2条化が最後に残された手段ですが、
これには。
2条化すると中継ポールにかかる荷重が保たない。
という問題があります。
ただ、
本当に保たないかどうかわからないんですよね。
監督さんと電気屋さんと自分とで話をしていた時に、
電気屋さん「もしかしたら2条にすると保たないかもな~」
程度の話でした。
電気屋さん「10年、20年経つと、もしかすると傾いてくるかもな~」
かも、かも、と続き、はっきりとした答えはありませんでした。
後から調べると言っていましたが、連絡はありません。
この辺りちょっとはっきりして欲しいところですね。
どうにも、電気屋さんの言うことを真に受けすぎている気がします。
しっかり調べていただきたいところですo(_ _*)o
電圧抑制の状態としてはとりあえずはこのまま様子を見ようと思います。
ただ、一年経過して、今までの改善がどのぐらい差として出てくるのかによって、今回の電線の2条化や、また別の方法について考えていく必要があるかなと思います。
そのためにも、中継ポールの強度は計算してもらいたいですね。
また、どれぐらいの改善になったかなど、データが揃い次第、色々調べてみたいと思いますo(^▽^)o
今回の対応を持って、電力会社として、これ以上できることは無いそうです。
ですが、色々相談に乗って頂き、対応していただいたことは感謝感謝ですm(_ _ )m
ただ、まだ抑制が解消されてはいませんので、何らかの方策を取って行きたいところですが、
接続保留によって始まった、経済産業省の回答もありますので、その辺りの様子を伺いながら、今後の対応を考えていきたいと思います^^
では、このへんで~それでは~ヾ( ´ー`)
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大掛かりな工事が必要になるのだろうか・・・o(_ _*)o