こんばんは、はっちです^^♪
i-smartが出来上がって、養生が取れたタイミングでやってみたかったことがありました。
コチラ。
なんじゃこりゃ。
扉が繋がってる?
と言ったところだと思いますが、とがしっこさんの奇跡の扉(こちらの記事
。)(とがしっこさん、リンク失礼しますm(_ _ )m)
図面を見ていましたら、「奇跡の扉」が出来そうな場所があった!と思って実行。
見事に出来たのですが、とがしっこさん宅と違い、なんの役にもたってくれそうにありません(x_x;)(汗)
監督さんからは、
「こんなことも考えて設計されたんですね~(=⌒▽⌒=)」
なんて言われましたが、この状態が何かの役に立つとは思えない上に、この飛び出ている扉。
これ、トイレの扉です。
トイレをより広く見せる工夫です(ドヤァ):*:・( ̄∀ ̄)・:*:
なんて言えませんでした^^;
やってみたかっただけなんです( ̄▽ ̄)=3
さぁ、施主検査建築編に続いて、電気編です(^∇^)
ウキウキしながら臨めるのは、今までの出来が良かったからでしょうか。
電気工事については、結構いろいろ図面にコダワリを反映させましたので、その設計意図通りにできているかどうかを確認する必要があります^^
まずは各種回路の確認です。
何をするかと言うと、電気の大元である「分電盤」から、コンセントまでの系統が、ちゃんと図面通りになっているか?
です。
分電盤には、どこの電気か、行き先が表示されていますよね。
この行き先表示が違っていないか、道の太さは大丈夫か、道は繋がっているか、の確認です。
確認方法の前に、ちょっと分電盤の確認です^^
まずはこちら。分電盤の中身。
右側に小さなブレーカーがたくさんついてますね。
これを3種類あると思います。
・100V 20A
・100V/200V 20A
・200V 30A
などの種類があります。
恐らく家庭用では、この3種類が使用されていると思います。
何が違うかと言うと、用途が違います。
・100V 20A
主に、コンセント、照明器具が接続されます。
・100V/200V 20A
主に、エアコン用コンセントに使用されます。
エアコンは機器によっては100Vだったり200Vだったりしますので、変更できるようになっているブレーカーです。
上についているシールで、200Vにしてますよ~100Vにしてますよ~と分かるようになっています。
・200V 30A
IHコンロのように大きな電気を使うものに使用されます。
電気自動車用の充電コンセントもこれかもしれないですね。
ここで確認方法ですが、一例ですが、
分電盤の「リビング」と書かれているブレーカーをON、OFFし、リビングで電化製品に電源が入るかどうかを確認すればOKです。
電化製品は簡単にわかるもので、OAタップの通電確認ランプとか、デスクライト。
電池に悪そうですが携帯の充電ランプで確認などでもできると思います。
ちなみに自分は「コンテスター」と言うものを使いました。
こちら。
これは通電も確認できますし、極性(電源のプラスマイナス)、接地(アースが繋いであるかどうか)、200Vの電圧も確認も可能です。
これを全てのコンセントに行い、図面通りに配線がされているか、容量の間違いは無いかを確認していきます。
全コンセントについて行うので、結構な数になるのですが・・・
何より、これの確認に時間がかかった理由がコレ。
ブレーカに電気の行き先が書いていない。(-_\)(/_-)三( ゚Д゚)えぇ!
完了検査終わってますよね?
完成形ですよね。
監督さんがどうやって検査したのか聞いてみたいものです。
一つのコンセントに対してブレーカー総当たりしなければなりません。
さて、この検査に2時間以上かけたのですが、ヽ(゚◇゚ )ノ嫁様お疲れ
成果はありました。
ありすぎるほどに。
一つずつ挙げて行きます。
1つ目
コンセントまで電気が来ていなかった。3か所。
うんともすんとも言いませんでした。
何を検査したのかと問い詰めたい。
誰が見てもわかる不具合ですよね。
そのうちの一つですが、
はっち書斎は、狭いにも関わらず、コンセントのブレーカーを二つに分けています。
その内の片方が電気が来ていないんですね。
そして、分電盤側には、書斎①、②のように分かれている名称のブレーカーはありません。
後日、分電盤の図面を頂きましたが・・・書斎が二つの回路に分かれている施工になっていません。
おかしい。
分電盤の図面が間違っているのは分かるが、なぜ電気が繋いでいないのか。
詳細な説明は省きますが、電気屋さんは何か気が付いているような気がします。
敢えて、電気を繋いでいないような。
そんな感覚を受けました。
後日、その理由がわかりました。
まず一つ目が、分電盤の図面が間違っていた。
HRDが間違えていたようです。
それにあわせて、HEMSの部品が足りなかったそうです。
図面に無いものなので施工できなかったようです。
引き渡し時には、それらの部品が届き、無事電気は通うようになっていました。( ̄▽ ̄)=3
2つ目
100V/200Vブレーカーにコンセントが接続され、100Vブレーカーにエアコン用コンセントが接続されている。1か所
良くある間違いかなと思います。
ただ、確認ぐらいしましょうよ。
これ、怖いのは、普通に使えてしまうことです。
もし、何らかの間違いで200Vにしてしまった場合。
家電製品が壊れます。
物によっては爆発するかもしれません。
これは単純に電気屋さんのミスですね。
修正の仕方は、ただブレーカを入れ替えるだけなのですが。。。
今回はHEMSが絡みます。
一筋縄な補修ではすみません。これについてはHEMS編で話をしたいと思います^^
3つ目
図面上100V/200Vブレーカのはずが、100Vブレーカがついている。3か所。
うん、まぁね。
ブレーカ交換しましょう。
これも電気屋さんのミスだと思います。
4つ目
極性が逆(プラスマイナスが反対に接続)が2箇所
これもまた、う~ん。な内容です。
電気工事士の試験では重大な欠陥として一発不合格です。
皆さんは、コンセントに向きがあるのをご存知でしょうか?
コンセントの差し込み穴をよく見ると、長さが違います。
長いほうがマイナス側、短いほうがプラス側です。
これが逆向きに接続されているんですね。
ただ、コンセントをどちら向きに繋いでも大丈夫なように、電化製品は作られていますので基本的には大丈夫です。
ただ、他の危機と連携を取ろうとすると、危険です。
そういったケースもあるので、修正はしてもらわなくてはいけないのですが、
極性が逆になっていた場所が引っかかりました。
ワイドカウンターとリュクスドレッサー付属のコンセントです。
もしかすると、この二つには極性が分かるようになっていないのではないですか?
通常コンセント等は極性が裏に表現されていますので、ちゃんと見ていれば間違えるはずはありません。
他のコンセントはすべて極性が正しく設置されていたにもかかわらず、ここだけ間違っていました。
電気屋さんが意識していないとは考えにくいですね。
施工品質を保つためにも、どちらがプラスでマイナスかを表現すべきだと思います。
5つ目
情報ボックス内の空配管に呼び線が入っていない。
情報ボックス内の空配管の行き先が不明。
呼び線については、しっかり入線しておくように、施工指示書でしっかり明記してあります。
どこの配管がどこに行っているのか、は記載しておいてほしいなと思います。
頑張って配線したはいいが、全然違う部屋だった。なんて面白くないですからね。
さて、施主検査(電気編)の指摘は以上です。
今回の件で気が付いた所としては、
電気の検査をしていない。
ということですね。
HEMSの部材が届いていない、まだ途中、ということで、その点については別日程で検査をしっかりしておきます。
という説明がありましたが、
その点は目をつぶったとしても。です。
そして、その目をつぶった箇所についても、検査が行われ、補修されたとは思えないぐらいそのままです。
以下のことは私の主観です。参考程度に書かせて頂きます。
通常、建築士になるためには、指定科目を受講し、実務経験を得る必要があります。
一条工務店でも、新卒で採用された方は、監督という実務経験を経て、建築士の資格を取り、その後、設計士になられるのだと思います。
現場を知らずに設計はできないですよね。
電気設備も現場です。
一級建築士の試験には電気設備も学科試験にありますが、ウェイトとしては重くないです。
ですが、現在のスマートハウス化している住宅にとって、電気設備は非常に重要視されています。
家を設計するにあたって、
建築は建物を作る。
電気は住まいを作る。
なんて聞いたことがあります。
せっかく電気も空調も現場を見ることができるのですから、勉強してみてはどうでしょうか。
知らないままで設計に携わるよりも、今、自分の目で確認が出来る時に勉強することで、よりよい設計ができると思います。
設計士を目指す監督さんにお願いします。
電気設備、空調設備をしっかり学んで下さい。
知らずに電気屋さんにおまかせで、なんとかなってしまっている現状が心配です。
上記の指摘は2~4つ目は、調べなければ気が付きません。
そのままでも使えてしまうからです。
品質管理の徹底をお願いしたいところです。
さてさて。
このチェックを2時間ぐらいかかりました^^;
だって分電盤に名称入ってないんですもん。
一つのコンセントに対して、ブレーカ総当たり作戦です。
結構疲れます。
何が大変かと言うと、分電盤は基本的に高い位置にあります。脚立を持って臨んだのですが、バランスの悪い足場でずっと立って操作しているのは大変です^^;
そして嫁さま。
広くない家と言えども、何度も立ったりしゃがんだりでコンセントの抜き差しを繰り返すのはしんどいはずです。
我が家は通常のコンセントよりも20cm高くしてますので、多少は良かったかもしれませんが、大変であることは変わりないと思います。
家の中で「点いた~」「消えた~」「5番~」と叫びまくっている姿は、あまり無い光景ですよね^^
ちなみに、屋外コンセントの確認を行う時ですが、案の定、まったく外の声が聞こえません。
図らずとも防音性能をしっかり実感できました(汗)
どうしてここまで間違ったことをしているのか。
電気屋さんの電気工事としては、比較的しっかりやられているのではないかと思います。
一つ一つの施工を見ていると、手を抜いていない様子がうかがえます。
ただ、どうしていいのかわからない。
そんな困った様子が不具合から見えてくるようです。
そのどうしていいかわからない原因は「HEMS」な気がしています。
また、施主検査ではありませんが、HEMS編の不具合記事を予定しています。
これにはいろいろと検証が必要なので、もう少し時間がかかりそうです。
大分まとまってきていますが、まだまだ。。。( ̄_ ̄ i)
それでは~(。・ω・)ノ゙
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HEMSは手強いです。不具合がすべて把握できません(^^ゞ